2021年の今春の釣りを振り返ってみる。
昨年とは違うエリアでの釣果が目立ちました。毎年、釣れる場所に変化が出てきている気がします。
その理由を自分なりに分析してみました。
今年一番釣れたエリアは??
自分は毎年2月中旬ごろからシーズンが開幕します。そして、10月いっぱいくらいでシーズンが終了します。
今年も例年通り、2月中旬頃から釣りを始めましたがファーストフィッシュは2月下旬でした。
例年よりも10日ほど遅い開幕となりました。
エリアは昨年『巻き』で釣ったエリアでした。このエリアはフィーディングエリアで人的プレッシャーもさほどあるエリアでもないので、良いタイミングで入れさえすれば釣れるエリアです。
昨年も、今年も『巻き』でしか釣れておらず自分にとっては『巻きで釣る場所』となっています。
この場所は、今年も昨年もそれなりに実績のある場所です。
しかし、今年は昨年1匹もスモールが釣れなかった場所が1番釣れました。
その場所と言うのが『巾着エリア』でした。
シーズン開幕時から入り続けて、釣れ始めたのが3月後半だったため期間的には非常に短い期間でしたが、釣れ始めてからはかなりの確率で釣れました。
ただ、その『巾着エリア』もある条件を満たした場合のみ釣れる感じだったので、常に魚をストックしているようなエリアではないようです。
その条件は・・・秘密です。
合わせて読んでおきたい記事
⇩
昨年釣れたエリアはどうだったのか??
昨年まで全く釣れなかった『巾着エリア』ですが、逆に昨年いい思いをした場所は全くつれませんでした。
そもそもその場所は有名な場所でしたが、人が多すぎて入れないってことはなかったのですが、今年は人が多すぎては入れませんでした。
その為、狙いたい場所も狙えず釣行時間も昨年に比べかなり少ない(今年は2回入って総釣行時間は4時間くらい)ので、あまり参考にならないかもしれませんが知り合いを含め色々と聞きましたが、昨年に比べ全然釣れてないとのことでした。
このエリアに関していえば、その大きな理由は『人的プレッシャー』だと思います。
平日、休日、朝、昼、夕問わず常に釣り人がルアーやワームを投げまくっています。
浅くて狭い河川でのプレッシャーは計り知れないほどの負担を魚にかけていると思います。
その為、フィーディングタイムのほんのわずかな時間にのみ、ポロポロと釣れる程度だったようです。
この場所は来年以降も同じような状態が続くと思うので、個人的には期待があまりできないエリアに降格してしまっています。
別のエリアを探したほうが釣れる気がしています。
あのメジャースポットが全然釣れない理由・・・
この河川にはもう一か所、有名な橋脚があるのですが、その橋脚周辺は一昨年は爆釣でした。
単日最高6本あげたこともありました。プレッシャーが高いエリアでしたが、常に新しいスモールが回ってくるようなエリアでハイプレッシャーでもよく釣れていました。
ところが、一昨年から釣果が激減しています。僕個人で言えば、この2年での釣果は5本くらいだと思います。
爆発力がなくなってしまいました。
そこには大きな理由があります。
それは・・・『ボトムの変化』です。
一昨年の超大型台風19号でこの河川もかなり増水し、たいへんな被害を受けました。
特にこのエリアは元々浅くハードボトム(ゴロタ石が沈むエリア)だったのですが、台風の影響でそのゴロタエリアが泥の体積によって、ハードボトムとは呼ぶには微妙なボトムになってしまったからです。
捕食するための餌やハードボトムを好む性質のスモールにとってこのエリアの魅力が減ってしまったということです。
ボトムの質が変化してしまったのは、このエリアで釣りをされてる方なら気付いてるはずです、根がかりやスタックする回数が激減しているので。
そのため、このエリアに入ってきていたスモールが別の場所を回遊したり身を寄せたりするようになったと思われます。
だから、新しいエリアでの釣果が増えたとこがソレを裏付けています。
動画でシーンを見てみよう
今年一番釣れたエリアは去年まで全く釣れないエリアでした。
まとめ
年々、釣り人のプレッシャーや台風、大雨などの地形の変化でスモールの着き場や釣れる場所にも変化が出てきております。
魚影も年々薄くなってきているような気がしています。
有名エリア(スポット)は去年よりも今年、今年よりも来年のほうが絶対に釣るのが難しくなります。
技術のあるアングラーであれば、それでもある程度の釣果は出せると思いますが、自分にはそのようなスキルがありません。
だからこそ、足で新規エリアを見つけるんです。そのほうが、簡単に釣れるから。
コメント