冬から春になるタイミングはもっとも大きなスモールの釣れるシーズンの1つです。
しかしながら、早春の川スモールマウスバスは一筋縄ではいきません。
コンディション抜群の春バスを手にするにはどのような方法で釣ればいいのか?
ここでは、僕の早春の川スモールマウスバスの釣り方を紹介します。
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水温がキーポイント
『冬から春になる』とは??
一体どのタイミングを言うのでしょうか?
僕の中での1つのタイミングは水温です。
冬の間、水温が1ケタだったのが2ケタになったタイミング、そのタイミングから春が始まると思っています。
スモールマウスバスはラージマウスバスよりも低水温に強く、ラージマウスバスよりも季節の進行は早く、僕の釣りをしているエリアでは2月下旬くらいから釣れ始めます。
春はとにかく水温をこまめにチェックします。
日々の水温が10℃を超えて安定して来ているようであれば、ビックなスモールは動き始めていると考えていいと思います。
では、春バスはどのような場所をどのようなルアーやリグで狙っていくのか?
早春の狙い所とルアーの選択
水温が安定して10℃を超え始めると、越冬していたエビも動き始めます。(ザリガニは15℃を超えると動き出します)
そういったことから、この早春の時期に僕が多用するのはシュリンプ系のソフトルアーです。
個人的には、ノンソルトのワームが特におススメです。
ドライブシュリンプは4インチのみノンソルトなので、オススメです。
(4インチだと大きく感じるのでカットして3インチくらいのサイズで使っています。)
サイズは3インチ前後、リグはダウンショットもしくはスプリットショット。
狙い所は、ゴロタの絡む場所や橋脚などのマンメイドストラクチャーが中心になります。
そして、なるべくカレントが弱くなる場所、または流れがとどまるような場所が狙い所になります。
水温がより安定していて、ハードボトムで、縦ストラクチャーが絡む場所が早春の川スモールマウスバスを狙う上での一級ポイントになると思います。
誘い方としては、あまり動かさず、移動距離を抑えてやる事が大事です。
早春の時期は、じっとしていた冬から上がりたてのタイミングです。
スモールもまだボケているような状態の為、速い動きにはまだ対応するのが難しい為です。
ゴロタや障害物にスタックさせてじっくりと移動距離を抑えて誘うことのできる、ダウンショットやスプリットショットが有効です。
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プリスポーンのメスバスは浮いています
春の一大行事『スポーニング(産卵)』の為に川スモールは水温上昇と共に活発に動き始めます。
特に水温が15℃を超え始めると川に生息する生物(小魚、ザリガニ、川虫など)も活発に活動を始めます。
メスバスの捕食行動も産卵に向けてより積極的になり盛んに小魚等を追い始める時期です。 そうなってくると横方向へ動くワームやハードルアーへの反応もよくなってきます。
この時期、メスのバスは中層にサスペンドしている事が多くなると言われています。
早春のハードルアーの釣りで欠かせないのが、フラットサイドクランクとスピナーベイトです。
フラットサイドクランクはその名の通りルアー側面がフラットになっており、
通常のクランクベイトよりも水押しが強く、アピール力が高いです。
フラットサイドクランクは通常のクランクベイトの釣りとは違い、中層をブリブリと泳がせて釣るルアー。
ボトムにコンタクトさせるのではなく、中層を泳がせるのが肝です。
O.S.Pのフラットサイドクランクが個人的にはおススメです。
また、スピナーベイトに関しては一定のレンジを一定のスピードで巻くことができ、アピール力も非常に高いので、早春の釣りでは欠かせません。
トレーラーワームを通常使うサイズより1サイズ大きなものを春は使うと効果絶大です。
レイドジャパンのレベルスピンは根掛かり回避能力も高く、巻き心地もGoodです。
また、シャッドテールワームもこの時期の釣りでは僕の必須ワームとなります。
特に3インチ~4インチまでのサイズをメインとし、その中でもブリブリと水押しが強い種類のシャッドテールワームを多用しています。
リグはネイルリグが中心で、上流側にキャストしカレントに乗せてドリフトさせるという簡単な釣り方。
コスパもよく、身切れもしづらいケイテックのスイングインパクトFAT3.3は特におススメです。
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