今、バスフィッシング界の注目のキーワード『沈む虫』
今年の夏のトレンドになること間違いなしです。
沈む虫とは?
今年、各メーカーから発売されたジャンルのワームがあります。
そのジャンルが、虫系のワームの『沈む虫』です。
では、『沈む虫』って一体何なんでしょうか?
虫系ワームというのは、水面に浮かせたり、提灯をしたりして波紋を出して誘うというものです。
表層で喰わせるためルアーと言って過言ではないです。
その虫系ワームを沈めて使うというコンセプトのもと、生まれたのが『沈む虫』。
この『沈む虫』が今年の夏、大活躍しそうな予感がします。
おススメな沈む虫は?
実際に話題となっている『沈む虫』、僕ももちろん入手し使用しました。
その中で、個人的におススメな『沈む虫』を紹介します。
AVI(50/35) RAID JAPAN
見た目は正直なところ、ゴキブリのような、ムカデのようなワームですが、ものすごく釣れます。
バックスライドセッティングでの使用がメインとなります。
ネイルシンカーは0.9〜1.4gを使用し、フックは2/0〜3/0を使用。
ワーム本体の腹側にネイルホールが有る為、ネイルシンカーをセットしやすくなっています。
最大の特徴はスローに沈むという事。
通常のバックスライド系ワームと違い、ゆっくりとフォールします。
そして、その形状から非常にスキッピングがしやすいです。
その為、従来のバックスライド系ワームが苦手としていたシャローカバーを攻めることが出来ます。
小規模野池、小規模河川で特に威力を発揮します。
そう言ったフィールドがメインフィールドの僕にはとてもマッチしたワームです。
また、ノーシンカーでの使用(順刺し)はサイトでの釣りにも重宝しそうです。
ボディから出ている複数のレッグパーツがピリピリと揺れながらゆっくりとフォールします。
とにかくゆっくりとフォールする為、待つという事が大事になってきます。
サイズは2サイズの50、35。
僕のこの2サイズの使い分けですが、50は主にバックスライド、35は主にサイトで使用しています。
2way RAID JAPAN
サイト専用ワームとして長年ひた隠しにされて来たレイドジャパンのシークレットワームと言っても過言ではないと思います。
その言葉通り、サイトでの威力は凄いです。
ちぎって使ってよし、もちろんそのまま使ってもよし。
そのまま使う際はショートリーダーのダウンショットで使うとボディが激しく暴れるアクションを見せます。
少し離れた場所にキャストし、しっかりとアクションをさせて気づかせて食わせるのが使い方のミソです。
ちぎって使う場合はネイルシンカーを刺し、マス針ちょんがけで水平フォールをさせて誘います。
RV-BUG1.5 JACKALL
蜘蛛のようなアメンボのような見た目のRV-BUG。
水平フォールしながら、脚をピリピリ自発的に動かしバスを誘います。
シャッドテール状のアームもあり、横方向のアピールも可能。
主な使い方はもちろんノーシンカー。
ネイルシンカーを入れたネイルリグの他、ダウンショットやキャロでも使えます。
喰わせに特化したワームです、サイトでの釣りで威力を発揮しそうです。
メリット、デメリットは?
そんな魅力いっぱいの釣れるワーム『沈む虫』ですが、メリットばかりなのでしょうか?
実際に使って感じた現時点での(2019年7月現在)メリット、デメリットについて書いていきます。
メリット
・よく釣れる
とにかくよく釣れます。今年のトレンドと言うだけあってホント釣れます。
・釣りの幅が広がる
シャローカバー攻略やサイトでの釣りなど、釣りの幅が広がります。
今まで獲れなかった1本が獲れるようになる。
デメリット
・太いラインだと操作し辛い
小さく、軽いものが多い為、太いラインでの使用は不向きです。ラインの自重でフォール中のアクションが上手く出辛いです。
・とにかく売っていない
需要と供給のバランスが合ってません。
とにかく入手困難です、見つけたら大量に購入をオススメします。
・ハードカバーには少し不向き
前述の通り、太いラインだと操作が難しくなる為、細いライン、もしくはPEラインの使用がメインとなりますが、ハードカバーの釣りは少し不利です。
デメリット部分に関しては、正直言って釣りの技術面になります。
下手くそな僕にとってはデメリットになりますが、技術のあるアングラーさんにはメリットばかりの新しい武器でしかないと思います。
実釣動画
実際に『沈む虫』を使って実釣しています。
参考にしてみてください。
今回紹介したアイテム