【川スモールマウスバス】フロロとナイロンのラインの違いについて

バスフィッシングについて
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この記事を書いた人
Ken-z

初めて釣った川スモールマウスバスの引きが忘れられず、BIGスモールを追い求め・・・
初めて踏み入れた源流の美しさに魅了されすっかりハマった渓流釣り。
埼玉県在住、ホームフィールドも埼玉県の埼玉を愛する40代の釣りジャンキーな漢の気ままなBLOG

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4月に入り、メインで使用しているタックルのラインをフロロカーボンラインからナイロンラインに変更した。

約1ヶ月使ってみた使用感の違いをレビューしようと思います。

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フロロカーボンラインとナイロンラインの違いについて

※今回はフロロとナイロンの違いついてなので、PEは抜きにして話を進めていきます。

一般的に言われているこの2種のラインの違いは、

フロロ・・・硬く伸びの少なく感度重視向きのライン

ナイロン・・・細くて軽いので飛距離重視向きのライン

となります。(あくまで一般論です)

それぞれが向いている釣りについて

では、それぞれどの様な釣りに向いているのか??についてです。

フロロカーボンナイロンよりはるかに剛性が高い為、カバー周りでの耐摩耗性があります。また、感度にも優れ自然光を通過させるという特徴も持ち合わせているため水中ではラインが水の色に馴染むため魚にラインの存在を気づかれにくいです。

巻きモノやワーミングの釣りに向いたラインだと言えます。

一方、ナイロンラインはと言うと特性上水に浮くことも沈む事もありません。ただ、フロロカーボンとは違い光を屈折させてしまうので、魚にラインの存在感を与えてしまいます。

また耐摩耗性には欠けますが、フロロカーボンに比べ同じ強さのラインであれば、より細く軽く出来るのがナイロンラインの最大の強みです。

トップウォータープラグやジャークベイトなど表層系の釣りやカバー周り以外の釣り、ビッグベイトなど限定されてしまうラインと言えます。

使って感じたメリット・デメリット

上記の説明から圧倒的にフロロカーボンラインバス釣りには有効だと思います。

何故、ナイロンラインを使っているのか?

自分がナイロンラインを組んだタックルは主にドリフトの釣りをメインでやるタックルです。

メインフィールドはマディウォーターのため、ラインの存在感はあまり気になりません。また、ドリフトの釣りに関して言えばラインが沈み過ぎてしまうと根がかりの可能性が高くなります。その為、ラインが沈まないナイロンラインのほうが向いてるのではないかと考えたためです。

また、一番気になる耐摩耗性に関してですが、テトラ帯やハードカバーの際をドリフトで攻めるようなフィールドであればフロロカーボンラインに分があると思いますが、自分のメインフィールドはあまりそのようなポイントがないので摩耗性もあまり気にしなくていいかなと思っています。

ライン自体も12lbと強度高めを使用しているので今のところラインブレイクの心配はありません。

ここからが、実際に使ってみて感じたナイロンラインのメリット・デメリットになります。

まずはメリットから(フロロカーボンラインと比べて)

メリット① 価格

フロロカーボンラインに比べて価格は半値以下です。フロロに比べて劣化しやすいと言われていますが、半値以下なので頻繁にライン交換が可能で、お財布にも優しいです。

これが自分が一番に感じているメリットです。ラインはこまめに交換するべきアイテムであり、魚とアングラーを結ぶ唯一のギアなので高価なラインのほうが良いとは思いますが、頻繁に交換できないのであれば劣化するだけなので自分は高価なモノよりも、安価でも常にフレッシュな状態のラインが良いと考えています。

フロロ12lbラインは320mで1523円、ナイロン12lbラインは500mで778円です。ナイロンはフロロの半額以下なんです。(2021年5月現在)

ちなみにラインは実店舗で買うより、楽天ショッピングや、PayPayモール・Yahooショッピングで買うよりAmazonで買ったほうが安いです。

メリット② 操作感

フロロラインはドリフトしているとラインが水に沈んでしまい、どのあたりを転がっているのかが分かり辛くまたラインが沈み過ぎて根がかりの原因になったりもします。

それに比べナイロンラインは水に沈みにくくラインスラックを取ってあげればどのあたりをワームが転がっているのかがある程度わかります。

ドリフトの釣りは、どのあたりを転がっていてストラクチャー(障害物)がどのあたりにあるのかを把握できると釣果が一気に上がります。

そのため、操作感が高いというのは相当な武器になります。

 

もちろん、デメリットもあります。(フロロカーボンラインと比べて)

デメリット① 風の影響を受けやすい

フロロに比べ比重が軽いので風の影響を受けやすいなという印象を受けました。フロロではあまり感じなかった風の影響を受けてしまい思っている以上にワームが流されてしまったり、ボトムからワームが浮いてしまったりすることもありました。

もちろん、誰もが感じるような強風時には、フロロも同じようなことが起きますが、ナイロンはフロロで感じるよりも弱い風でも影響を受けると思います。

デメリット② 汎用性のなさ

前述の通り、今のバス釣りで最もつかわれているラインがフロロカーボンです。汎用性が高くほとんどの釣りにマッチします。

しかしながら、ナイロンラインは使用に不向きなシチュエーションやルアーが多いです。

その為、ドリフト以外の釣りをする際は、(特にカバーフィッシング)とても気を使うので、際々を狙ったりタイトな釣りは少々怖いです。

デメリット③ バックラッシュしやすい

これは僕の個人的な技術面だとは思いますが、フロロに比べラインが軽いのでフロロと同じようにキャストするとスプールからラインが浮きやすいです。

その為、必然的にバックラッシュが多くなります。ただ、ブレーキの調整で対策できるので技術のあるアングラーさんならここは全くデメリットではないかもしれません(^_^;)

結果的に

フロロからナイロンに変更してまだ1カ月。

今までずっとフロロを使って釣りをしてきました。まだ、ナイロン歴は浅いので、この先ナイロンラインのメリットやデメリットがまた発見できると思います。

現状、使ってみて不具合は感じられません。もっともっと使い込んでみようと思います。

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コメント

  1. ゼペカさん より:

    はじめまして、こんにちは。
    いつもYouTube動画拝見させて頂いてます。

    さて、ナイロンとフロロの比較とゆう事ですが、「ポンドテスト」と「ポンドクラス」のラインで、ナイロンを使い比べてみてください。

    例えば、自分の愛用しているGT-R Ultraは「ポンドテスト」のラインですが、耐摩耗はフロロより上ですし、しなやかさがまるで違います。

    これは、フロロと比べるだけではなく、ジャストロンやBASS-Xといった「ポンドクラス」のラインよりあきらかに上です。
    それと、ナイロンラインは水を吸収しますが、上記ラインは特に水分に吸収が抑えめで、モチも良いです。

    ナイロンラインに対する考え方が、また少し変わると思いますよ。

    因みに、GT-R Ultraは600㍍巻がありますので、Amazonで購入すれば、ランニングコストはジャストロンより上になるかもしれませんよ。

    参考までに。

    これからもYouTube動画、楽しみに拝見させて頂きます。

    • Ken-z Ken-z より:

      こんばんは、コメントありがとうございます。
      Youtubeもご視聴いただきましてありがとうございます。
      そして、返信が大変遅くなりまして、大変申し訳ございませんm(__)m

      ナイロンラインへのご指摘ありがとうございます。
      おっしゃる通り、村田さんプロデュースのGT-Rはフロロよりもしなやかで強度も高く最高クラスのナイロンラインだと思います。
      僕自身もそれは分かっているのですが、今回はあくまで一般的なフロロラインとナイロンラインを比べてという意味で書かせて頂いた次第です。

      フロロラインも、モノによってはかなりしなやかで強度の高いモノもあるので一言でどちらが良いとは言えません。
      自分の言葉足らずで、大変申し訳ございませんでした。

      そして、GT-Rの600m巻きが出ていることを知らず、とても有益な情報提供感謝いたします。
      早速購入しようと思います。

      自分もまだまだ未熟なので、これからも色々とご指摘やアドバイス、情報等頂けると助かります。

  2. ゼペカさん より:

    返信ありがとうございました。
    糸だけに意図を読み取りきれず、大変失礼しました。

    自分はスモールマウス釣りでは、TOPかヘビキャロかの二択な釣りしかしませんので、ナイロンならGT-R Ultra、ヘビキャロならBASS-Xフロロなんです。

    色んなルアーを使い、また、色んなリグをやられるKen-zさんには、検証のしがいがある試みですね。

    自分はワームのドリフトをほとんどやった事がなく、でも実は興味のある釣り方なので、それでKen-zさんのYouTube動画にたどり着いたんです。

    ナイロンとフロロ。Ken-zさんの導き出した答えを、ブログなりYouTubeなりを拝見させて頂き、参考にさせてもらいますね。

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